がんになるわけないと思っていたのに2つも見つかったricoの日記

がん告知(ステージⅠ)を受けて生活が一変しました。毎日の思いを記録します。

4月3日(月)術後48日目 TC療法

抗がん剤治療に対して不安を持っています。

自分が体験したことがない。

抗がん剤にはいろいろな副作用がある。

抗がん剤治療は身体を痛める。

などなど・・・

 

不安をもったままで

治療を受けても

効果があるとは思えません。

治療が始まる前にしっかり調べようと思います。

 

TC療法について

がんと化学療法

 細胞の遺伝子に傷がつき,無秩序に増殖するようになったのが,がんの状態。

 がん細胞は,その増殖が優勢になると,正常な細胞にとって代わり,健康上の問題が        

 現れる。

 抗がん剤は,がん細胞だけでなく正常な細胞,特に活発に分裂をしている部位(骨  髄・毛根・消化管など)の細胞も妨げてしまうので,骨髄抑制,脱毛などの副作用が引き起こされる。

※骨髄抑制(血液を十分につくることができず,白血球,赤血球、血小板が減少する)

 

〇TC療法

ドセタキセルとシクロホスファミドの2種類の薬を組み合わせて使用する治療法。

世界中で広く知られている代表的な抗がん剤。早期の乳がんに対する標準治療のひとつ。

従来の治療法に比べ,再発を抑制し,生存期間を延長する効果が認められている。

〇投与スケジュール

ドセタキセルとシクロホスファミドを3時間程度かけて静脈内に点滴注射する。

通常は,これを3週間ごとに4回繰り返し,症状をみながら使用期間や量を決めていく。

〇重要な注意

ドセタキセル注射液には,アルコールが含まれているので,点滴を通じてアルコールが体内に吸収されていく。

(投与されるとドセタキセル100mgあたり,ビールで約40mlに相当するアルコール量)

・アルコールに弱い体質に場合は,あらかじめ申し出ること。投与当日に自動車の運転や危険を伴う機械の操作などはしない。

・アルコールに強い体質でも,投与当日に自動車の運転や,危険を伴う操作などはしない。

・投与後,アルコールの症状が治まるまでは,安静にしている。

〇副作用の種類と発現時期

当日(点滴中)副作用①過敏症(アレルギー症状)

当日~数日  副作用②吐き気・嘔吐・食欲不振

数日~数週間 副作用③脱毛

       副作用④筋肉痛や関節痛

       副作用⑤下痢

       副作用⑥疲労感(倦怠感)

       副作用⑦皮膚の症状(発疹・皮膚炎)

       副作用⑧口内炎

       副作用⑨味覚の変化

数週間~数か月 副作用⑩浮腫(むくみ)

        副作用⑪手足のしびれ

        副作用⑫爪の変化

        副作用⑬流涙(涙がでる)

検査でわかる副作用 副作用⑭骨髄抑制(骨髄抑制による感染症

 

 (参考資料:日本化薬株式会社)

 

副作用については,それぞれの項目についてもう少し詳しく調べようと思います。

 

一つ心配なのは,白血球です。

私は,もともと白血球数が少ないのです。

基準値が4.0~9.5のところ 3.4(H28.2.22)

                3.3(H28.12.1)

これは,人間ドックの数値ですが,これ以前の人間ドックでもこ白血球数は少なかったように思います。

これってどうなんだろう?

明日は,腫瘍血液内科の受診があるので,

人間ドックの検査結果を持っていき,先生に伺うことにしましょう。

 

自分がこれから受けようとする治療について

不安に思うのは当然のこと。

でも,こうやって少し調べていくといろいろわかってきて

不安も軽減されます。

 

それから,

身体によいと思えることを少しずつ取り入れていきます。

とらわれ過ぎず,

こだわりすぎず

できる範囲でね。