がんになるわけないと思っていたのに2つも見つかったricoの日記

がん告知(ステージⅠ)を受けて生活が一変しました。毎日の思いを記録します。

4月4日(火)術後49日目 腫瘍血液内科受診

午前中は,洗濯と家の中の掃除をしました。

そして,以前書いていただいた診断書を保険会社の方へ渡しました。

 

午後2時から外来受診です。

午後1時半には病院着。

待合には一人もいません。

(ちょっと不安。)

2時を過ぎると事務の方が先生を電話で呼んでいました。

すると

パピコーン!!!」

かなり大きな音がして

自分の番号が掲示板に表示されました。

 

「乳腺外科の先生に聞いたと思いますが,ここからは腫瘍血液内科で診ることになります。担当医の〇〇です。よろしくお願いします。」

上品な感じの先生です。

「乳腺の先生からも聞いていると思いますが,

 手術でよくないところは取ったけれど,

 また,がんになることがないように抗がん剤治療をこれからします。」

「よろしくお願いします。」

「TC療法で,使う薬は,ドセタキセル(ワンタキソテール)とシクロホスファミド(エンドキサン)です。これを3週間に1回,計4コース予定しています。

その他,プリントを用い,多くの抗がん剤に共通した副作用について説明をしてくださいました。

◇消化器症状

◇脱毛・皮膚や爪の異常

この項目の説明では,

「女性にとっては髪は大事なものだから,申し訳ないのだけれど・・・」

と先生から温かい言葉が・・・

脱毛については,自分では納得しているのでそうお伝えしました。

「何か,用意した?ウィッグとか。」

「はい,昨日買いました。

「そう,よかった。抗がん剤が終われば必ずまた生えてくるからね。

 まぁ,気に入った髪型になるには少し時間がかかるけど・・・」

「はい,大丈夫です。」

◇骨髄抑制

 ここでは,血液の成分が一時的に減少する。通常7~14日頃に最低になるということで,1週間後に診察を受けることになっているそうです。その時に血液検査をしてどのような数値なのかを診てくれるそうです。

神経症

◇アレルギー反応・過敏症

◇臓器障害

◇その他

 抗がん剤の漏出:抗がん剤が皮下に漏れた場合,重い皮膚障害に進展することがあるそうで,血管の太さを気にされていました。右腕の血管を触ってみて,

「はい,これなら問題なし。」

と言われました。

先生の一言にだんだん心配もほぐれていきました。

 

そして,白血球の数値が低いことが気になっていたのでそれを質問しました。

すると,先生は,すぐさま私の血液検査のデータを探し,

「これくらいだったら,心配はないよ。」

この一言にほっとしました。

 

お礼を言って,

血液検査に・・・

そうだ,もう一つ聞こうと思っていたのに忘れてた!!!

「喘息の薬は飲んでよいのか。」

診察室に向かうと

事務の方がいて事情を話すと先生に聞いてくださった。

「まったく問題なし」だそうです。

 

その後会計へ。

月初めで保険証を出さないといけなかったのですが,

配偶者の扶養になるので手続き中と言うと,

「では,保険証が来たら,そこまでの分をお支払いください。」

だそう・・・

一時金でも払っていくのかと思ったらそうではありませんでした。

 

帰宅途中で,

なぜか洋服を購入したくなり,寄り道しました。

いつもスーツだったから普段着が少ないんです。

おしゃれの感覚は麻痺していて,

何を着たらいいのかがわからなくなっている。

これも職業病でしょうか?